90年代後半に流行ったハイパーヨーヨーの、当時流行ったアイテムやトリックなどをまとめました。
ヨーヨー本体
まずはヨーヨー本体のアイテム。
DUNCAN(ダンカン)
ベアリングがなく、ヒモとヨーヨー軸が直で擦れるタイプ。
ハイパーインペリアル
当時はDUNCAN(ダンカン)という種類のものと、YOMEGA製ハイパーヨーヨーの2種類が初期は発売されていた。
その中で一番代表格だったのが、ハイパーインペリアルだと思う。
僕も当時買ったけれど、確か漫画の中で中村名人が、初心者はこれから使うと良いよってアドバイスしていたから、そのアドバイスに従ったんだと思う。
ハイパーパピヨン
ちょうちょのマークが印象的なヨーヨー。
僕のクラスメイトでこれを持っている子がいたけど、デザインが印象的だったからよく覚えてる。
ハイパーインペリアルよりちょっとサイズが大きい感じがした。
ハイパーホイールズ
ちょっといかつい感じがする ハイパーヨーヨー。
後にもっといかついデザインのものが出てくるけど、当時はこれが一番大きかったと思う。
ペアリングが付いてなかったから、あんまりロングスリーパーができないんだよなぁ。
YOMEGA(ヨメガ)
ベアリングはあるタイプのヨーヨー。
ファイヤーボール
YOMEGA(ヨメガ)ヨーヨーの一番の代表格。
この種類からベアリングがつくようになったから、すごくロングスリーパーがしやすくなった。
新しい種類のハイパーヨーヨーが出るまでは、ほとんどのメインのプレイヤーはファイアーボールを使っていた。
僕もホームセンターでこれを買ったけど、よく見るとちょっとデザインが違って、あれって偽物だったのかな笑
ステルスファイヤー
本体のプラスチックが角ばったデザインになっているから、ループプレイよりも細いストリングスプレーが得意なヨーヨーだったな。
当時ハイパーヨーヨーは売り切れが続出していて、なかなか手に入らなかったから、初めてこのハイパーヨーヨーをおもちゃ屋さんで手に入れた時、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えている。
ハイパーブレイン
ロングスリーパーをしていると、途中でギュットブレーキみたいなのがかかって強制的に上に上がってくるんだよね。
僕も当時買ったけど、途中で上がってくるのが苦手で、あんまり使わなかったなあ。
ステルスブレイン
ハイパーブレインの尖ってるバージョン。
尖っている方が丸いのより使うのがちょっと難しいし、しかも途中で上に上がってくるやつだから、メジャーなヨーヨーの中では1番使い方が難しいタイプだった。
ステルスレイダー
確かここから一個 5000円とか、子供にとってはかなり高い値段設定になる。
FIRE BALL は確か2000円ぐらいだったから、そういう意味でもこの辺りから気軽には買えないおもちゃって印象になっていた。
友人で何人か買っている子がいたけど、結構お金持ちの家の子が多くて、やっぱり一部の方以外は気軽には買えない代物だなぁと思っていた。
ハイパーレイダー
確か金属ベアリングを使用していたから、 FIRE BALL と比べてもロングスリーパーの耐久時間が全然違ったと思う。
FIRE BALL が一番使い勝手のいいヨーヨーだと信じていたから、ベアリングが金属になるだけでこんなにも性能が上がるのかと、初めて使った時に大きな衝撃と感動を得ました。
その他種類のヨーヨー
続いて、ダンカンでもヨメガでもないタイプのヨーヨー。
ハイパーループ
数少ないPryoYoⅡ(プロヨー2)の一つ。
確かペアリングが木製の大きなコルクみたいなベアリングになっていて、それでループザループとかがしやすくなるんだよね。
当時流行っていたハイパーヨーヨーの漫画の中で、ループザループが得意なサングラスのキャラクターが使っていて、漫画を読んでこのハイパーヨーヨー欲しいって思って、急いでおもちゃ屋さんに買いに行ったのが懐かしい。
ハイパーバイパー
HENRYS(ヘンリース) という種類のヨーヨー。
金額は7500円。
下手なゲームソフトよりも高い値段がしかし、この時代にはハイパーヨーヨーの部分をやや下火になっていたから、僕の周りで持っている友人はいなかった。
ヨーヨー本体と糸が分離してプレイすることができるから、今までのヨーヨーの価値観とは大きく違うヨーヨーだったと思う。
これもハイパーヨーヨーの漫画でドイツ代表のメンバーが使っていて、憧れたなぁ。
ハイパードラゴン
おもちゃ会社の代表格、BANDAI(バンダイ)のハイパーヨーヨー。
漫画の中で、今までのハイパーヨーヨーとは全然レベルが違うみたいな描かれ方をしていて、しかもいろんな分解とかもできるすごくレベルの高いおもちゃになっていたよね。
一人だけ友人で持っている子がいて東店これを初めてプレイさせてもらった時はすごく感動したな。
メンテナンスパーツ
続いてヨーヨー関連のアイテム。
ハイパーストリングス
ヨーヨー専用の紐。
ヨーヨーの紐って使っていると簡単に切れちゃうから、これは必須アイテムだったな。
とはいえ当時はヨーヨー全盛期で発注が追い付いていなかったから、 これを手に入れるだけでも簡単じゃなかった。
だから最初の頃は、ちぎれてしまった紐を手動で結びなおして自分でセルフで直していたな。
メンテナンスワセリン・オイル
ナイロンベアリングや金属ベアリングの場合、オイルを塗らないとどんどん滑りが悪くなってしまって、プレイに大きな支障が出るんだよね。
僕は当時ハイパーヨーヨーのプレイが下手だったから、できないのをオイル不足のせいにして、頻繁にオイルをよく塗っていたな笑
持っていない子はサラダオイルとか塗ってる子もいた笑
今覚えば、そういうのって途中で錆びちゃうから絶対やらないほうがいいよね。
ベアリングセット
金属ベアリングやナイロンベアリングが壊れたり無くした時に必須のアイテム。
ベアリングなしのハイパーインペリアルとかだと、全然プレイ2キレが出ないから、やっぱりベアリングのついているヨーヨーが欲しかった。
ハイパーヨーヨーケース
確かズボンのベルトのところに装着できる。
当時ポケモンが流行っていたこともあって、ベルトの近くにこういう物を所持できるって言うのが、なんとなくかっこいいと思ってた。
同じ学年にこれを持ってる子がいて、モテるタイプの男の子だったから、これを身につけたらモテるんじゃないかと謎の勘違いをしていた笑
スピナーズボックス
ハイパーヨーヨーの漫画の中で、北条院って男の子がこれを持っていて、めちゃくちゃかっこいいと思ってた。
僕の友人でも一人これを持ってる子がいて、やっぱりかっこいいなーって憧れてしまった。
僕はこのケースを買うほどたくさんのヨーヨーを持っていたわけではなかったから、実務的には必要なかったけど、こういうのを持つのが子供の憧れだったなぁ。
フィンガープロテクター
ハイパーヨーヨーをやっていて現実的に一番問題だと思うのが、中指がめちゃくちゃ痛くなること。
だからこういったフィンガープロテクターみたいなものは、僕にとっては必須だった。
毎回指に巻くように作っていたらあっという間になくなってしまうから、一度作った指サックみたいなプロテクターを、何度も何度も使い回していたな。
スピナーズグラブ
プロテクターがなくてもプレイできるように手袋もあった。
僕はフィンガープロテクターを既に買っていたからこれは買わなかったけどトーテムプロテクターを使っても結構痛かったらこういう手袋も本当は欲しかった。
ハイパーヨーヨーテクニックス
この当時のトリックの全てをまとめた本。
本屋さんに立ち寄った時に父親がその日気分が良くて、たまたま買ってもらえたのを覚えている。
その後一生懸命に本を読みながらプレイしてみたけど、僕はヘタであんまりたくさんのトリックは出来なかったなー笑
トリック
続いてメジャーなトリックについて。
ロングスリーパー
ハイパーヨーヨーのトリックの中で、一番有名なもの。
ベーシックレベルの一番最初にやるものであり、これができるかできないかが大きな分かれ目だったな。
やっていくうちに上達はしていくんだけど、勢いよく投げるのが癖になって、どんどん右手の中指が変色して痛くなっていくんだよね笑
ウォーク・ザ・ドッグ「犬の散歩」
ロングスリーパーから床にヨーヨーをコロコロさせる技。
犬の散歩って名前もついてるから、そのちょっと間抜けな感じの名前も当時子供だった僕にはツボだった笑
ブランコ
ストリングスを三角形にして、ブランコみたいな形にしてヨーヨーをブラブラさせる。
初心者でも割とすぐにできるようになる技だから、行っていてわかりやすいし楽しかった。
ロケット
スリープ状態でストリングを指から外し、上に投げ上げた後キャッチ。
比較的簡単なトリックではあるけど、ロングスリーパーをした後、指から紐を外すところで失敗しちゃって、そのまま容量が戻って来ずに終わったことが何回もある笑
アラウンド・ザ・ワールド
ヨーヨーをぐるっと一周させてキャッチする技。
トリック自体は簡単なんだけど、これを家の中でやろうとすると壁とか天井とかにぶつかって、親に怒られたりした笑
僕の周りの友人達も、これが原因で親とか兄弟とかに怒られてる人たくさんいて、家族会議が行われやすいトリックだったなぁ笑
ループ・ザ・ループ
ロングスリーパーの次にハイパーヨーヨーのトリックで有名なもの。
得意な人は50回でも100回でもできるようになるし、できない人は3回ぐらいで挫折しちゃう技だよね。
僕は最高で20回くらいだったかな。 あんまり得意ではなかった。
ドッグバイト
スーパーレベルのトリックの一つ。
ロングスリーパーをさせた状態でズボンに臭いをを噛ませるっていう、かなり変わった技。
タイトなズボンを履いている日はプレイすること自体ができないという、不思議なトリック笑
僕は男子だったけど、コレ女子がプレイして短めのスカートとかだったらもう絶望的にどうすることもできない笑
ストップ&ダッシュ
ロングスリーパーの状態でストリングスをまとめて一回キャッチ。 そこからもっかいロングスリーパーをし直すという技。
ストップするところまでは割とできるんだけど、そっからダッシュでスリープ状態に戻すのがいまいちうまくいかなくて、2回に1回ぐらい失敗していた記憶がある 。
ダブル・ループ
唯一のダブルハンド・トリック。
右手はどんどん上達していくから出来るんだけどトーテム左手つまり利き手じゃない方のでは練習していないからこれは全然できなかった。
ハイパーレベルの中で一番難しいとされている技で、ここまで辿り着けた人って、子供でどれくらいいたんだろう。
少なくとも僕の周りで利き手じゃない方で、こんな上手なプレイができる人は本当に一握りだった。
スパイダーベイビー
スーパーレベルの東京タワーってトリックをして、そこから変形させる技だよね。
確か漫画の中で中村名人がプレイしていた思い出がある。
だからすごく難しい技なんだろうなと思っていたけど、これは意外とあっさりできた笑い
その他関連ワード
ラストに、その他のヨーヨー関連の言葉。
超速スピナー
橋口隆志先生による漫画作品。
後に焼きたてジャパンとか有名作品を輩出していく先生だけど、一個の出世作はこの漫画だったと思う。
当時この漫画が大好きで、毎月コロコロコミックが発売されてこの漫画を読むのが楽しみでしょうがなかった。
中村名人
中村謙一 という名前が本名。
後から聞いた裏話では、当時は月曜から金曜まで普通に会社員をやっていて、土曜日曜の休みの時だけ副業としてハイパーヨーヨーの仕事をしていた。
当時は中村名人はハイパーヨーヨーだけを仕事にしているような気がしていたから、ちょっと複雑な気持ちだったな 笑
アレックス・ガルシア
『ワープ・スピード』の異名を持った確か当時15歳くらいの少年。
大きなハイパーヨーヨーの大会で優勝をしていて、中村名人よりももっと強い奴がいるしかもそいつが若干14歳とか15歳の若者であるってことで、当時密かに憧れていた。
オフィシャルトリック認定カード
おもちゃ屋さんとかでトリックがどれくらい出来るか認定してもらえた。
僕は当時人見知りで。店員さんにそれを頼む勇気がなかったから一度も認定カードをオフィシャルに使ったことがなかったけど。僕の友人は結構行っている子達がいて。
どんどん上のレベルまで行ってる子もいたし、ベーシックレベルで失敗して悔しがってる子もいたなぁ。
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