SPEEDの歴史を振り返る。Body&Soulから現在まで

 

1996年にデビューした、島袋寛子さん・今井絵理子さん・上原多香子さん・新垣仁絵さんの4人からなるSPEED。彼女たちのデビュー前から現在までの歴史を振り返りました。

 

デビュー前(~1996年)

 

沖縄アクターズスクール入校

・それぞれ幼少期に入校

・島袋寛子さんは3歳から、今井絵理子さんは小学2年生から通い始めた

・上原多香子さんは新垣仁絵さんを見て、おとなしくて気が合いそうと思ったとのこと。

 

 

SPEEDの前身【BRAND-NEW KIDS】結成(1992年)

・最初は8人組ユニットだった

・今井絵理子さんがセンターで、最初は島袋寛子さんはメインではなかった

・りゅうちぇるさんのお姉さんもメンバーの一人だった

・「フラワー・キッズ」名義で、CDデビューもしている

 

 

「THE夜もヒッパレ」にて、グループ名が決定(96年1月)

・番組レギュラーの一組として出演していた

・アクターズスクール生の出演が多く、他にも、安室奈美恵さん、MAX、知念里奈さんなどがレギュラーだった

・1995年11月に公募、1996年1月13日に決定

・候補には「ハブとマングース」もあり、メンバーは「これは嫌!」と思っていたそう笑

 

 

プロデューサー、伊秩弘将との出会い

・伊秩弘将さんは、SPEEDのほとんどの楽曲を手掛けている

・最初はダンスミュージックを作る予定だったが、SPEEDを見て方向性を変更

・とにかく突き抜けるようなエネルギーを感じ、それを体現するため、ハモリを入れないユニゾンにこだわった

 

デビュー~最初の解散(1996~2000年)

続いて、メジャーデビューから一度目の解散まで。

Body & Soul~Starting Overまで

 

「Body & Soul」でメジャーデビュー(96年8月)

・当時の平均年齢は13.5歳。島袋寛子さんは小学生だった

・レコーディング期間は2ケ月にも及び、予定よりキーを2つ上げることに

・洋楽アーティストの「TLC」に影響を受けたファッション

・事務所の社長いわく、夏休み終わりの学生たちの話題になるのが狙い

・オリコン初登場は18位、一カ月後には4位にまで浮上

・日本レコード大賞で新人賞を受賞

 

 

ラジオ番組「ハイ!SPEEDで行こう!」放送開始(96年10月)

・SPEED全員が出演していた、平日10分間のラジオ番組
・96年10月から、解散する2000年3月31日までオンエアされた
・放送終了後も、2010年と2021年に特番で復活している

 

STEADY(96年11月)

・累計150万枚、初のミリオンセラー
・ドラマ「イタズラなKiss」主題歌
・週間2位、その年の年間5位の売上

 

 

Go! Go! Heaven(97年3月)

・初のオリコン週間1位
・累計売上100万枚
・PVはニューヨークとマイアミで撮影
・B'zの松本孝弘お気に入りの曲

 

 

ファーストアルバム「Starting Over」(97年5月)

・売上250万枚のダブルミリオンを記録
・シングル曲は「Body & Soul」「STEADY」「Go! Go! Heaven」を収録
・アルバム曲の「Luv Vibration」はロートZi:リセCMソング
・ジャケットはオーストラリアで撮影


その他の出来事
・ファンクラブ「SPEED SPIRITS」が発足(97年3月)
・初の単独ライブをお台場で開催。2日で2万人動員(97年7月)

 

Wake Me Up!~RISEまで

 

「Wake Me Up!」(97年8月)

・オリコン週間2位、累計売上89万枚
・ロート製薬『Zi:リセ』CMソング
・カップリング曲「熱帯夜」は、SPEED一番の隠れた名曲とも言われる
・PVはフィリピンのボホール島で撮影

 

 

「White Love」(97年10月)

・3週に渡ってオリコン1位
・累計売上200万枚
・資生堂「ティセラ エンジェルドロップ(シャンプートリートメント)」のCMソング。MVもCMの雰囲気とリンクしている
・この曲で『紅白歌合戦』初出場
・カップリング曲「ナマイキ」は、SPEED出演の「日清焼そばU.F.O.」CMソング

 

 

「my graduation」(98年2月)

・3週に渡ってオリコン1位
・シングル年間売上3位
・累計売上175万枚
・翌年99年に『紅白歌合戦』でこの曲を歌う
・SPEED出演の「日清焼そばU.F.O.」CMソング
・カップリング曲「Brand-New Weekend」は、SPEED出演のエプソン「カラリオ」CMソング

 

 

セカンドアルバム「RISE」(98年4月)

・週間オリコン1位、年間9位
・累計売上300万枚で、グループのオリジナルアルバムとしては史上最大のヒット
・アルバム曲「ラブリー♥フレンドシップ」は、SPEED出演の「さわやかぶどう・レモン・グレープフルーツ」CMソング
・アルバム曲「Sophisticated Girl」の2番の歌詞には、「Body & Soul」から「my graduation」までのタイトルが含まれている

その他の出来事
・うたばんにて、SMAPの中居くんが寛子さんを泣かせる事件(笑)(97年10月)
・インターネットライブを開催し、774万件のアクセス(97年12月)

 

ALIVE~MOMENTまで

「ALIVE」(98年7月)

・週間オリコン1位、年間16位
・累計売上132万枚
・日本レコード大賞ではこの曲を歌った
・4人が出演した映画「アンドロメディア」の主題歌

 

 

映画「アンドロメディア」(98年7月)

・SPEEDの4人全員が出演している映画
・島袋寛子さんがヒロインで、死後AIになった葛藤や危険を描く
・DA PUMPのメンバーも全員出演しており、他にも、竹中直人さんや椎名桔平さんが出ている
・興行収入は4.8億円
・「ALIVE」が主題歌

 

史上最年少で4大ドームツアー(98年7月)

・アルバム「RISE」を引っさげての初の全国ツアー
・平均年齢15.5歳でのドームツアーは、史上最年少記録
・11か所20公演で、約30万人動員

 

ALL MY TRUE LOVE(98年10月)

・オリコン2週連続1位、年間13位
・7週連続トップ20に入ったロングセラー作品
・1998バレーボール世界選手権テーマソングであり、バレーのオフィシャルサポーターも務めた
・カップリング曲は、 hiroとEriko with Crunchのソロ曲が入っており、エプソン「カラリオ」と、ロート製薬「キャンパスリップ」CMソング
・初のマキシシングル

 

 

ベストアルバム「MOMENT」(98年12月)

・オリコン週間1位、年間4位
・累計売上は304万枚
・これまでのシングル9曲+人気のアルバム曲3曲を収録
・「White Love」のクリスマスバージョンも収録されている

その他の出来事
・98年の紅白歌合戦では、トップバッターで「ALL MY TRUE LOVE」を披露。白組のトップバッターはDA PUMPで、沖縄アクターズスクール生が、揃ってトップを務めた

 

Precious Time~ソロ活動

「Precious Time」(99年2月)

・オリコン週間2位、売上62万枚
・1位は宇多田ヒカルさんの「Movin' on without you」であり、久々に首位ではなかった
・シングルでは初めて、上原多香子さん、新垣仁絵さんのソロパートがある
・EPSON「カラリオ」CMソング
・カップリング曲「季節がいく時」は、映画『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』主題歌

 

上原多香子さんソロ曲「my first love」(99年3月)

・上原多香子さんのソロデビュー曲
・オリコン週間1位、売上53万枚
・発売初週に26万枚を売り上げ、だんご3兄弟のオリコン1位記録を阻止した
・河村隆一さんが作曲&プロデュース
・上原さんが出演する、ハウス食品「紅茶のゼリー」CMソング

 

「Breakin' out to the morning」(99年5月)

・オリコン週間2位、売上58万枚
・ドラマ『アフリカの夜』主題歌
・カップリング曲「アダムとイブ」は、「ロートZI:リセ」 CMソング
・カップリング曲「EVERYDAY, BE WITH YOU 」は、Eriko with Crunchの曲であり、TBS系深夜ドラマ『コワイ童話』主題歌&アサヒ飲料『さわやかレモン』』CMソング

 

新垣仁絵さんソロシングル「INORI」(99年8月)

・仁絵さん「HITOE'S 57 MOVE」名義の初のソロシングル
・オリコン週間2位
・NTT『テレチョイス』CMソング

 

島袋寛子さんソロシングル「AS TIME GOES BY」(99年8月)

・寛子さんの「hiro」名義の初のソロシングル
・オリコン週間2位、年間18位
・売上は90万枚
・ドラマ『天国のKiss』主題歌で、第1話に寛子さんが出演している

 

 

上原多香子さんセカンドシングル「Come Close To Me」(99年9月)

・オリコン週間3位
・前回に続き、河村隆一さんが作曲、プロデュース
・本人も出演の、カネボウシャンプー「海のうるおい藻」CMソング

その他の出来事
・今井絵理子さんと新垣仁絵さんが「L×I×V×E」でドラマ初主演(99年4月)
・24時間テレビのメインパーソナリティーを務めた(99年8月)
・フライデーにて、上原多香子さんとDA PUMPのISSAさんの熱愛が報じられる(99年7月)
・その後、上原さんとISSAさんが主演の映画「ドリームメーカー」が公開(99年10月)

 

Long Way Home~Dear Friends(解散)まで

SPEED解散の記者会見(99年10月)

・その年の春ごろから解散の話は進んでいた
・島袋寛子さんいわく「変声期で声が出にくくなっていた」こと、「親と一緒に暮らせる最後の機会かもしれない」こと、「恋愛ソングを歌ってる人間が、普通の恋愛の経験をしなくていいのか」などの理由から
・「休止」じゃなく「解散」だったのは、事務所の社長の判断だった

 

 

解散前ラストシングル「Long Way Home」(99年11月)

・オリコン週間2位、売上62万枚
・1位は嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」だった
・この曲の振り付けはほとんど仁絵さんが担当

 

サードアルバム「Carry On my way」(99年12月)

・オリコン週間1位、売上88万枚
・収録シングルは「Precious Time」「Breakin' out to the morning」「Long Way Home」
・アルバム曲「Snow Kiss」は人気が高く、その後セルフカバーアルバムに収録されたり、ライブでも定番の曲となった

 

 

hiroセカンドシングル「Bright Daylight」(2000年2月)

・オリコン週間2位、売上40万枚
・本人出演の資生堂「ティセラ ダンスダンスダンス」CMソング
・SPEEDの曲よりも、洋楽テイストが強くなっている

 

Eriko with Crunchデビューシングル「Red Beat of My Life」(2000年3月)

・オリコン週間3位
・本人出演のハウス「フルーチェ」CMソング
・SPEEDのカップリング曲で既にデビューしていたが、正式なソロシングルはこれが初めて
・SPEEDよりダンスミュージックのテイストが強く出ている

 

ベストアルバム「SPEED THE MEMORIAL BEST 1335days Dear Friends」(2000年3月)

・解散前にリリースした、2枚のベストアルバム
・オリコン週間3位&4位
・タイトルの1335daysは、SPEEDの全活動期間の日数
・ジャケット写真はそれぞれ、デビュー当時の4人と、解散直前の4人であり、3年半分の成長を感じられるパッケージになっている
・ボーナストラックの「April -Theme of "Dear Friends"-」はファンに人気があり、2010年のライブで披露してほしい曲をラジオで募集したところ、この曲が1位となった

 

その他の出来事
・2度目の4大ドームツアーを開催、東京ドームと大阪ドームは2デイズで行った(99年11月)
・最後の紅白歌合戦で「my graduation」を披露し、視聴率は55.5%を記録(99年12月)
・一番最後の活動はミュージックステーションで、約20分に渡りスペシャルメドレーが組まれた(2000年3月)
・トータルセールスは約3000万枚、386億円ほどの売上だった

 

ソロ活動~一時的再結成(2000~2007年)

SPEEDが解散してからのそれぞれの活動を紹介していきます。

それぞれのソロ活動

上原多香子さんサードシングル「my greatest memories」(2000年4月)

・オリコン週間4位
・本人出演の清涼飲料水「水・レモン・きれい」CMソング
・引き続き、河村隆一さんプロデュース

 

Eriko with Crunchセカンドシングル「Luv is Magic」(2000年8月)

・オリコン週間3位
・“Eriko with Crunch”名義では、これが最後のシングルとなっている
・作詞作曲は、SPEED時代からのプロデューサー伊秩弘将さんが担当

 

hiroさんのサードシングル「Treasure」(2000年10月)

・オリコン週間2位、約70万枚の売上
・初めて伊秩弘将さんが参加していない曲
・上原多香子さん出演ドラマ『新宿暴走救急隊』のエンディング曲であり、このドラマには、今井絵理子さんの曲「in the Name of Love」も挿入歌で使われている
・音楽活動を続けるか辞めるか迷っていた時、この曲を聞いて「歌いたい、他の人に取られたくない」と思って継続を決めたとのこと
・寛子さんがターニングポイントになった曲を聞かれた際、Body & SoulとTreasureを挙げている

 

新垣仁絵さんが初の絵画個展(2001年3月)

・解散以降、絵画とダンスのスキルアップのため、ニューヨークの専門学校へ留学
・解散からちょうど1年後の3月31日、原宿で初の個展を開く
・2003年3月にはイラスト集を出版

その他の出来事
・上原多香子さんがファーストアルバム「first wing」リリース。オリコン週間7位(2000年7月)
・島袋寛子さんがファーストアルバム「BRILLIANT」リリース。オリコン週間2位(2001年1月)
・上原多香子さんが資生堂・プラウディアのCMに4年連続で起用(2001年4月~)
・今井絵理子さんがファーストアルバム「My Place」リリース(2001年7月)

 

One More Dream~BRIDGEまで

一夜限りのSPEED復活ライブ(2001年10月)

・阪神・淡路大震災からの復興をテーマにした、一夜限りの復活ライブ
・ライブの前半はソロ曲で、絵理子・多香子・寛子の順に、各4曲ずつ披露
・震災義援金と、アメリカの9.11の募金活動も行った
・会場規模は2万4千人、チケットは即完売だった
・12月には、このライブを収録した初のライブCDが発売

 

 

限定シングル「One More Dream」(2001年12月)

・一夜限りの復活ライブに向けたキャンペーンソング
・10万枚限定発売で、2週間で完売
・オリコン週間5位
・ダンスや激しい歌唱はなく、ゆっくりユニゾンで歌うナンバー

 

「Be My Love」(2003年8月)

・前回の曲から、約1年半ぶりのシングル
・年末までの、約半年間限定の復活
・オリコン週間2位
・シングルでは初めてハモリを多用した曲になっており、伊秩さんいわく、4人で1つだったグループが成長し、1人の個性が4つ集まったのを表したとのこと

 

「Walking in the rain/
Stars to shine again」(2003年11月)

・両A面シングルであり、コピーコントロールCD
・アルバムと同日に発売された
・「Walking in the rain」は、ゴスペラーズが楽曲プロデュース。ハモリに力を入れている時期だったことがうかがえる
・「Stars to shine again」はTommy february6さんがプロデュース。上原多香子さんが、シングルでは初めてメインボーカルをしている
・本人出演の明治製菓「手作りチョコレート」CMソング
・MVはチアリーダーの格好で撮影され、寛子さんは「私はあまり乗り気じゃなかった」と自嘲地味に語っている笑

 

「BRIDGE」(2003年11月)

・SPEEDのアルバムでは初めて、伊秩さん以外の作曲者も加わっている
・楽曲提供者は、Tommy february6さん、ゴスペラーズ、つんく♂さん、CHARAさん、葉山拓亮さん
・寛子さんは、モーニング娘との不仲について聞かれた際、このアルバムでつんく♂さんに楽曲提供してもらったことを話し「なので全然仲悪くないですよ!」と話していた
・メインボーカルが、多香子さんと仁絵さんの曲があったり、寛子さんがほぼ一人で歌う曲もあったり、ソロ活動での経験を活かしている

 

 

ライブツアー「Save the Children」(2003年11月)

・約3年半ぶりのライブツアー
・セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに参加する活動の一環でもあった
・さいたまスーパーアリーナや日本武道館など、9か所19公演
・その後、このライブを収録したライブCDが発売(2004年2月)

その他の出来事
・多香子さんが初の写真集を発売(2003年1月)
・絵理子さんと175RのSHOGOさんが結婚(2004年5月)
・寛子さんがジャズプロジェクト「Coco d'Or」を始動(2004年8月)
・絵理子さんが第一子を出産(2004年10月)
・絵理子さんが初ベストアルバム(2004年11月)
・寛子さんが初のベストアルバム(2006年2月)
・寛子さんとダウンタウン松本人志さんが交際報道(2006年2月)
・結成10周年には、レコード会社より全曲着うたフルが解禁された(2006年8月)
・多香子さんが初ベストアルバム(2007年3月)
・仁絵さんがヨガのガイド本を出版、その後ヨガインストラクターとして「うたばん」にゲスト出演(2007年6月)

 

3度目の再結成(2008~2012年)

続いて、3回目となった再結成について。

あしたの空~Re Tracksまで

本格再結成の発表(2008年8月)

・再決定の提案したのは仁絵さんで、それぞれの考えを探っていき、最終的に全員の合意が得られた
・24時間テレビにて、SPEED完全復活を宣言
・番組内にて、絵理子さんの息子さんに聴覚障害があることを公表したが、当初はSPEEDの活動に個人的なことを持ち込んではいけないと思い非公表だった
・だが、メンバー全員からの「絵理子の抱えていることは、SPEEDみんなのことだよ」という後押しがあったため、公表に踏み切った

 

 

「あしたの空」(2008年11月)

・ドラマ『OLにっぽん』の主題歌
・オリコン週間3位
・当時SPEEDの同世代だった人たちが、今は社会に出て壁にぶつかりながら生きてることを想像して作られた
・作曲の伊秩さんいわく、「あの頃描いた空と、今はずっと繋がってる」「無くしたものも多いかもしれないが、いつか雨は止む」というメッセージを込めたとのこと

 

「S.P.D.」(2009年5月)

・「S.P.D.」は「素晴らしいポップなダンス」という意味もあるほか、SPEEDという言葉にもかけている
・以前から交流のあった、HIMKことshungo.さんが作曲。
・『ぐるぐるナインティナイン』エンディングテーマ


 

セルフカバーアルバム「SPEEDLAND -The Premium Best Re Tracks-」(2009年8月)

・オリコン週間2位
・2000年までの全シングル曲と、人気のアルバム曲2曲を再レコーディング
・他にも「Starting Over」「おやすみ」「One More Dream」再録の案も挙がっていた
・「Wake Me Up!」「熱帯夜」の2曲は、新たにミュージックビデオが撮られた

その他の出来事
・9年ぶりに紅白歌合戦に出場。WHITE LOVEを披露(2008年12月)
・新たにSPEEDのファンクラブ「SPEED WAY」が開設(2009年1月)
・約6年ぶりにライブツアー「SPEED LIVE 2009 -Welcome to SPEEDLAND-」開催(2009年9月)
・90年代のラジオレギュラー番組『ハイ!SPEEDで行こう!』が一夜限りの復活(2010年4月)

 

ヒマワリ~4 COLORSまで

「ヒマワリ -Growing Sunflower-」(2010年4月)

・『王様のブランチ』エンディングテーマ
・サビ部分は、ヒマワリをイメージした振り付けになっている
・カップリング曲「My Street Life」は、98年にリリースされた「Street Life」をリアレンジしたもの。最後の数分のアレンジが無くなっていて、代わりに3番の歌が足されている

 

「指環」(2010年9月)

・『TheサンデーNEXT』エンディングテーマ
・すべて日本語の歌詞であり、SPEEDのシングル曲としてはこれが初めてのこと
・「指輪」じゃなく「指環」としているのは、人と人との大きな環を表すため
・激しいダンスはなく、4人で歌い上げる形態をとっている

 

「Let’s Heat Up!」(2010年11月)

・伊秩弘将プロデュースのシングルは、今のところこれが最後となっている
・イオン「HEATFACT」のCMソングであり、7年ぶりに4人揃ってCM出演した
・冬の歌だがWHITE LOVEとは違い、パーティーチューンとなっている

 

「リトルダンサー」(2011年8月)

・デビュー15周年の記念ソング
・自分たちがデビューするまでの様子が歌詞になっていて、前向きに過去を振り返るような歌になっている
・作曲は、元BENNIE KのYUKI"Jolly Roger"さんであり、以降、寛子さんの曲は、YUKIさんが作ることが多い
・振り付けはDA PUMPのKENZOさん
・トステム住宅研究所「キッズデザインの家」CM曲

 

オリジナルアルバム「4 COLORS」(2012年11月)

・メインプロデューサーは元BENNIE KのYUKI"Jolly Roger"さん
・伊秩さんも、最後の一曲をアルバム用に楽曲提供している
・これまでの中で、もっとも音楽ジャンルの幅広いアルバムと言われている
・現在、SPEEDとしては最後のオリジナルアルバムとなっている

その他の出来事
・ライブツアー「GLOWING SUNFLOWER」開催(2010年4月)
・仁絵さんが一般男性と結婚。ニューヨークで出会い、2000年から13年交際期間があったとのこと(2013年4月)

 

活動休止後(2012~)

最後は活動休止と、その後の活動について。

 

SPEEDが再び活動休止(2013年4月)

・仁絵さんが所属事務所を退所することに。退所理由は明かされていない
・これ以降、SPEEDは公の場では全員集合していない
・2000年の時は「解散」と宣言しており、解散会見を開いたのに対し、今回は宣言も無いため、定義上は「活動休止」である

 

 

ERIHIRO「Stars」(2015年8月)

・今井絵理子さんと島袋寛子さんの2人ユニット
・EDMとJ-POPを融合させた音楽作り
・MVは、2人のガールズラブを連想させるような映像となっている
・この一曲以降、新たな曲はリリースされていない
・ドラマ『ホテルコンシェルジュ』EDテーマ

 

今井絵理子さんのライブに、寛子さん・多香子さんが登場(2016年5月)

・「今井絵理子ファンミーティング」にて、3年以上ぶりに3人が集合
・SPEEDの20周年の年だったが、このイベント以降、大きな企画は行われていない
・寛子さんいわく「何の活動もしていないのに、周年記念をするのは抵抗があった」とのこと

 

 

ラジオ「ハイ!SPEEDで行こう!」一夜限りの復活(2021年1月)

・90年代に放送していた「ハイ!SPEEDで行こう!」が25周年記念に特番で復活
・メンバーで出たのは寛子さん一人で、伊秩さんもゲスト登場した
・通常回の雰囲気とは違い、WHITELOVEの制作裏話など、真面目な話が長く続いた
・伊秩さんは、伝えたいことは音楽に込めるという考えのため、楽曲に込めた想いを話すのはレアなこと

 

 

25周年ベストアルバム「SPEED MUSIC BOX -ALL THE MEMORIES」(2021年1月)

・25周年を記念したオールタイムベスト
・CD8枚、ブルーレイディスク3枚収録されている
・特設サイトのコメントは、伊秩さんのほか、中山秀征さん、LiSAさん、鈴木愛理さん、古市憲寿さんなど、SPEEDに愛着がある人が寄せている

 

トリビュートアルバム「SPEED SPIRITS」(2021年11月)

・25周年を記念して、多くのアーティストがSPEEDの曲をカバーしたアルバム
・ LiSAさん、倖田來未さん、中島美嘉さん、ISSA (DA PUMP)さん、矢井田瞳さん、Crystal Kayさん、 高城れにさん、氣志團などなど
・ジャケットのイラストは新垣仁絵さんが担当。表立った表現活動は約8年ぶり

 

寛子・絵理子・多香子の3人で「Body&Soul」披露(2022年10月)

・沖縄アクターズスクール大復活祭にて、元スクール生達が集結した
・当初出演予定は寛子さん一人だったが、サプライズで絵理子さん多香子さんが出演
・最初は出演に悩んでいるメンバーもいたが、ある日「出てみようかな」と連絡が来たそう

 

その他の出来事
・今井絵理子さんが参議院議員に当選(2016年7月)
・島袋寛子さんと早乙女友貴さんが結婚。当時寛子さんは32歳、早乙女さんは20歳(2017年2月)
・新垣仁絵さんがInstagramを開設、3つだけ描いた絵を投稿した(2021年1月)
・上原多香子さんが美容家として活動開始(2022年8月)

 

 

SPEEDの出来事年表まとめ

SPEED最初の解散まで(~2000年)  
沖縄アクターズスクール入校1990年頃 
SPEEDの前身【BRAND-NEW KIDS】結成92年
「THE夜もヒッパレ」にて、グループ名が決定96年1月
プロデューサー、伊秩弘将との出会い96年春
「Body & Soul」でメジャーデビュー96年8月
ラジオ番組「ハイ!SPEEDで行こう!」放送開始96年10月
STEADYリリース96年11月
ファンクラブ「SPEED SPIRITS」が発足97年3月
Go! Go! Heavenリリース97年3月
ファーストアルバム「Starting Over」リリース97年5月
初の単独ライブをお台場で開催。2日で2万人動員97年7月
Wake Me Up! リリース97年8月 
White Love リリース97年10月 
うたばんにて、SMAPの中居くんが寛子さんを泣かせる事件(笑) 97年10月 
インターネットライブを開催し、774万件のアクセス 97年12月 
my graduation リリース98年2月 
セカンドアルバム「RISE」リリース 98年4月 
ALIVE リリース98年7月 
映画「アンドロメディア」公開 98年7月 
史上最年少で4大ドームツアー 98年7月 
ALL MY TRUE LOVE リリース98年10月 
ベストアルバム「MOMENT」リリース 98年12月 
紅白歌合戦でトップバッターで「ALL MY TRUE LOVE」披露 98年12月 
Precious Time リリース99年2月 
上原多香子さんソロ曲「my first love」リリース99年3月 
今井絵理子さんと新垣仁絵さんが「L×I×V×E」でドラマ初主演 99年4月 
Breakin' out to the morning」リリース 99年5月 
フライデーにて、上原多香子さんとDA PUMPのISSAさんの熱愛報道99年7月 
24時間テレビのメインパーソナリティー 99年8月 
新垣仁絵さんソロシングル「INORI」リリース 99年8月 
島袋寛子さんソロシングル「AS TIME GOES BY」リリース 99年8月 
上原多香子さんセカンドシングル「Come Close To Me」リリース 99年9月 
SPEED解散の記者会見 99年10月 
解散前ラストシングル「Long Way Home」リリース 99年11月 
2度目の4大ドームツアーを開催 99年11月 
サードアルバム「Carry On my way」リリース 99年12月 
最後の紅白歌合戦で「my graduation」視聴率55.5% 99年12月 
hiroセカンドシングル「Bright Daylight」リリース 2000年2月 
Eriko with Crunchデビューシングル「Red Beat of My Life」リリース 2000年3月 
ベストアルバム「SPEED THE MEMORIAL BEST 1335days Dear Friends」リリース 2000年3月 
ミュージックステーションで最後のスペシャルメドレー 2000年3月 
  
解散後の活動(2000年~)  
上原多香子さんサードシングル「my greatest memories」リリース 2000年4月 
上原多香子さんがファーストアルバム「first wing」リリース 2000年7月 
Eriko with Crunchセカンドシングル「Luv is Magic」リリース 2000年8月 
hiroさんのサードシングル「Treasure」リリース 2000年10月 
島袋寛子さんがファーストアルバム「BRILLIANT」リリース 2001年1月 
新垣仁絵さんが初の絵画個展 2001年3月 
今井絵理子さんがファーストアルバム「My Place」リリース 2001年7月 
一夜限りのSPEED復活ライブ 2001年10月 
限定シングル「One More Dream」リリース 2001年12月 
多香子さんが初の写真集を発売 2003年1月 
Be My Love リリース2003年8月 
「Walking in the rain/
Stars to shine again」リリース 
2003年11月 
4枚目のアルバム「BRIDGE」リリース 2003年11月 
ライブツアー「Save the Children」 2003年11月 
絵理子さんと175RのSHOGOさんが結婚 2004年5月 
寛子さんがジャズプロジェクト「Coco d'Or」を始動 2004年8月 
絵理子さんが初ベストアルバムリリース 2004年11月 
寛子さんが初のベストアルバムリリース 2006年2月 
寛子さんとダウンタウン松本人志さんが交際報道 2006年2月 
結成10周年全曲着うたフルリリース 2006年8月 
多香子さんが初ベストアルバムリリース 2007年3月 
仁絵さんがヨガのガイド本出版、ヨガインストラクターとして「うたばん」にゲスト出演 2007年6月 
24時間テレビにて、本格再結成の発表 2008年8月 
あしたの空 リリース2008年11月 
9年ぶりに紅白歌合戦に出場。WHITE LOVEを披露 2008年12月 
新たにSPEEDのファンクラブ「SPEED WAY」が開設 2009年1月 
S.P.D. リリース2009年5月 
セルフカバーアルバム「SPEEDLAND -The Premium Best Re Tracks-」リリース 2009年8月 
「SPEED LIVE 2009 -Welcome to SPEEDLAND-」開催 2009年9月 
ラジオレギュラー番組『ハイ!SPEEDで行こう!』が一夜限りの復活 2010年4月 
ヒマワリ -Growing Sunflower- リリース2010年4月 
ライブツアー「GLOWING SUNFLOWER」開催 2010年4月 
指環 リリース2010年9月 
Let’s Heat Up! リリース2010年11月 
リトルダンサー リリース2011年8月 
オリジナルアルバム「4 COLORS」リリース 2012年11月 
仁絵さんが一般男性と結婚。ニューヨークで出会い、2000年から13年の交際期間 2013年4月 
SPEEDが再び活動休止 2013年4月 
ERIHIRO「Stars」リリース 2015年8月 
今井絵理子さんのライブに、寛子さん・多香子さんが登場 2016年5月 
今井絵理子さんが参議院議員に当選 2016年7月 
島袋寛子さんと早乙女友貴さんが結婚。当時寛子さんは32歳、早乙女さんは20歳 2017年2月 
ラジオ「ハイ!SPEEDで行こう!」一夜限りの復活 2021年1月 
25周年ベストアルバム「SPEED MUSIC BOX -ALL THE MEMORIES」リリース 2021年1月 
トリビュートアルバム「SPEED SPIRITS」リリース 2021年11月 
新垣仁絵さんがInstagramを開設、3つだけ描いた絵を投稿 2021年11月 
上原多香子さんが美容家として活動開始 2022年8月 
寛子・絵理子・多香子の3人で「Body&Soul」披露 2022年10月 
 
 
 

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ハンドルネーム:童心かえる

80年代に生まれた男。

主に90年代、2000年代の平成レトロな懐かしいものを、まとめて紹介していきます。

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