松たか子さんの主演の作品や有名な音楽などをまとめて時系列順に紹介していきます。
目次
90年代
まずは90年代から。
山崎製パン「新食感宣言」
放送開始:1994年~
山崎パンの CM といえば、松たか子さんのイメージが一番強い。
確かに10年以上も山崎パンの CM のメインキャラクターをやっているから、それの影響もあると思う。
松さんって、凄く透明感がある雰囲気だから、もちもちした食感がウリの新食感宣言は、松さんのどことなくモチっとした柔らかい感じとマッチしていたと思う。
ロングバケーション
(1996年4月 - 6月、フジテレビ)
奥沢涼子役
大学2年生で清楚なお嬢様タイプのキャラクター。
チャラい感じの役をしていた竹内隆さんを、最初こそ毛嫌いしていたものの、徐々に距離を縮めていくストーリーだったなぁ。
主役でこそなかったものの、木村拓哉さんとの初共演のドラマ。
ここから木村拓哉さんとの共演が何作も続くんだよね。
史上最年少で、紅白歌合戦の紅組司会
1996年12月31日
紅白歌合戦の司会の方は、四十歳以上のベテランの方がやる場合がほとんどだった。
そんな中で、史上最年少の19歳で紅組司会に抜擢。
ものすごいことだよね。
白組の司会者は古舘伊知郎さんで、後におしゃれ関係のゲストに出た時、古舘さんが、私が上手に仕切っていたからあなたはのびのびやれたんですよ、みたいなブラックジョークを言っていたな笑
いくら才能があるとはいえ、若干19歳であんな大きな舞台でのMC を任されるなんて、自分が19歳だった頃のことを考えると、とてもじゃないけど怖くてできない笑
明日、春が来たら
1997年3月21日発売
松たか子さんの CD デビュー作。
役者として活躍できる人なのはわかっていたけれど、歌手としてもここから活躍して行くんだよね。
この歌はすごく爽やかで、当時サビの部分を聞くたびに、何か温かい気持ちになった記憶がある。
ひとつ屋根の下2
(1997年4月 - 6月、フジテレビ)
望月実希 役
これまでも若干ボーイッシュなキャラクターをやることはあったけどこのひとつ屋根の下でやっていたキャラクターは、より男勝りな女性の役だった。
いしだ壱成さんのキャラクターと、ツンツンしながら結局はデレッとした展開になっていく様が、見ていてニヤニヤした。
ラブジェネレーション
(1997年10月 - 12月、フジテレビ)
主演・上杉理子
ここで2度目の木村拓哉さんとの共演。
前回は松たか子さんは主演ではなかったけれども、今回は主演での共演。
おそらくデビューは松本幸四郎さん(当時)の娘さんということで、親の七光りとしてデビューした側面もあっただろうけど、この時にそんな印象はもう僕は一切受けなかった。
ちゃんと実力でこの役を勝ち取ったんだろうなと自然に思えるくらい、このドラマにのめり込むことができた。
木村拓哉さんのキャラクターに振り回されながら、どんどん恋愛感情を抱いていって、途中苦しい思いをする松たか子さんのキャラクターが、見ていて切なかった。
じんべえ
(1998年10月 - 12月、フジテレビ系)
ヒロイン・高梨美久 役
田村正和さんとの共演。
親子として生活していた二人が、互いに恋愛感情を持っていることに気づき、それに葛藤する物語。
親子喧嘩のような立ち居振る舞いをしながら、実はすれ違う恋人同士の喧嘩のような構成になっていて、見ていて歯がゆいけどきゅんきゅんした。
2000年代
続いて2000年代の功績。
お見合い結婚
(2000年1月 - 3月、フジテレビ)
主演・中谷節子 役
ユースケサンタマリアさんとの共演。
これまで、木村拓哉さんや田村正和さんのような、二枚目の役者さんとの共演が多かった。
そこに来て、その当時バラエティ番組でも活躍していた、ユースケサンタマリアさんと恋人役をやることに。
キムタクの彼女役も似合うのに、何故か不思議と三枚目の役者さんの恋人役も似合うんだよね。
松さんはものすごく美人さんなんだけど、どこか庶民的な可愛さもあるから、どっちの薬行くこともできる役者としての、幅の広さがあるんだろうな。
主題歌の、桜の雨いつか、という曲も、松たか子さんの歌なんだよね。
個人的には、松たか子さんの曲の中でこの曲が一番大好き。
HERO
ヒロイン・雨宮舞子 役
第1期(2001年1月 - 3月)
特別編(2006年7月3日)
木村拓哉さんとの3度目の共演。
このころにはすっかり、キムタクと松たか子のコンビというのが板についていたと思う。
確かこの時、もうすでに木村さんは工藤静香さんとご結婚されていたから、実際に付き合ってるんじゃないかみたいには僕を見ていなかったけれども、なんか不思議とこの二人くっついて欲しいっていう感覚があったんだよね。
このヒロインは眼鏡をかけていて、がっつりメガネの役柄は、あまり今までなかった気がするけど、松さんの眼鏡姿めちゃめちゃ似合うし可愛いんだよな。
間違いなく美人さんで可愛いんだけど、どこか庶民的な空気もあるから、普通のメガネとかスーツが妙に似合うんだろうなあ。
いつもふたりで
(2003年1月 - 3月、フジテレビ)
主演・谷町瑞穂 役
坂口憲二さんとの初共演。
人気急上昇中だった坂口憲二さん。
今までの相手役の人と違い、長身でワイルドな雰囲気がある俳優さんだけど、そういう人ともなんか不思議とマッチしちゃうんだよな。
このドラマの主題歌光永亮太さんの Always 。
この曲も当時、めちゃめちゃヒットした記憶がある 。
ブレイブ・ストーリー
(2006年、ワーナー・ブラザース映画)
主演・三谷亘 役
確か、松たか子さんにとって初めての声優のチャレンジ。
後に、アナと雪の女王の主演を務める理由だけど、この時から声優としての才能を開花させていたと思う。
原作は宮部みゆきさんで、宮部さんは特に少年の冒険ものをメインに書くような作家さんじゃなかったけど、だからこそ他の冒険作品とは違う空気感が出て、そこに声優初挑戦だった松さんの初々しさが、妙にシンクロしていたと思う。
THE 有頂天ホテル
(2006年、東宝)
竹本ハナ 役
この映画は有名な俳優さんがものすごくたくさん出ているんだけど、その中でほぼ主演のポジションを務めるんだよな。
議員の元愛人という、独特のポジションの役をやっていたな。
確か三谷幸喜作品に出演するのは、これが初めてだったはず。
今まで結構真面目な役が多かったから、こういう伏線がいっぱいあるようなコメディも松さんは演じることが出来るんだなと、改めて演技の幅の広さを感じた。
クリスマスの約束
(2006年 - 、TBS)
(番組最多ゲスト出演記録)
歌手の小田和正さんがメインの、クリスマスの約束という番組によく出演している。
基本的には、小田和正さんが認めた人しかゲストに出ないから、松さんの歌詞としての実力もちゃんとプロに認められているんだと思う。
この番組は、最初の頃は Mr.Children の桜井和寿さんや、ゆずの二人、吉田拓郎さんなど、思いっきりミュージシャンという人のゲストが多かったから、松さんのような役者をメインとする人が出演し、結果として番組最多ゲスト出演記録を更新したというのは、すごい快挙だと思う。
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜
(2007年、松竹)
ミズエ 役
当時大ヒットした東京タワーにも出演していたなぁ。
松さんはほんわかした雰囲気があるから、東京タワーのような大きな愛情でつつみ込むような作品、本来のキャラクターとすごくマッチしていると思う。
演技の幅が広いからそうじゃない薬もたくさんできるけど、合っているのは東京タワーのような愛情に溢れた作品じゃないかと、個人的には思っています。
告白
(2010年、東宝)
主演・森口悠子 役
僕が見た中では初めて、ゴリゴリの悪役をやっていた作品。
今まで、王道のヒロインをやることが多かったから、松さんってこんな世にも酷い悪役を演じることもできるんだなと、ちょっとびっくりした。
これまであまり強いイメージがなかったけれど、少なくとも演技の上においては、もう絶対関わりたくないって思うほど、めちゃめちゃ強いキャラクターも演じられるんだなと思った。
アナと雪の女王
(2014年、ディズニー)
主演・エルサ
言わずと知れた、アナと雪の女王の主役エルサもやっているよね。
声優としてだけじゃなく、主題歌の Let It Go のボーカルも務めるなどしていたよね。
これを機に世界的な人気を博したんだと思う。
この映画はミュージカル的な要素があるから、これまで培ってきた役者としての能力、声優としての能力、そして歌手としての能力、全てがいかされた、ある意味で松たか子さんの集大成のような作品だったと思う。
コメントフォーム