世間的にライバル視されているような、コンテンツを見比べて紹介します。
比べるものは、タレントさんや商品名ブランドなど、多岐にわたって紹介します。
芸能人
まずは芸能人のライバル関係。
ダウンタウンVSとんねるず
平成の芸人で最もライバル視されたのは、この二組。
とんねるずの方が先輩とはいえ、ほぼほぼ同世代で、例えば音楽番組にしても、ダウンタウンはヘイヘイヘイミュージックチャンプをやり、とんねるずの石橋貴明さんはうたばんをやる。
お互いの番組の視聴率も同じくらいで、松本さんも石橋さんも同じぐらいのカリスマ性が当時あった。
それでいて、とんねるずは漫才師ではなくタレントであり、ダウンタウンは漫才師がタレントになったという、バックボーンの違いもある。
そういうのも含めて、ライバル関係になりやすかったんだと思う。
ダウンタウンVS爆笑問題
ダウンタウンは平成を代表するお笑いコンビなため、いろんなコンビと比較された。
先に書いたとんねるずもそうだし。明石家さんまさんやウッチャンナンチャンとも比較対象とされてきた。
その中で一番ライバル視されたのは。爆笑問題ではなかろうか。
他の芸人さん達は。不仲に見えるだけで本当に不仲な理由ではなく、爆笑問題だけがそういう匂いを醸し出していたためである。
今はお互いがお互いのことをネタにし合っている関係だから、すっかり雪溶けもできたんだろうけれど、そうじゃない時代があっただけに、とんねるずとは違う裏側のライバル関係の雰囲気があったと思う。
GLAYvsL'Arc-en-Ciel
90年代後半のロックバンドの中で、特にビジュアル的にカッコ良かった二組がグレイとラルク。
細かい音楽性は違ったけれど、大まかな方向性は似ていて、どちらもミリオンセラーを何枚も生み出したヒットバンドだっただけに、比較されやすかったと思う。
例えば、学校でクラスメートたちと会話をしていても、グレイとラルクどっちの方が好きという会話に何度もなったし、ちょうどどちらも同じぐらい人気があったからこそ、ライバル関係なんだと思う。
宇多田ヒカルvs浜崎あゆみ
どちらも同じぐらい大ヒットしたカリスマ歌姫だからこそ、よく比較されていた。
音楽性はそこまで似ていないけれど、ヒットした時代がすごく近かったことと、世の中に与える影響力の大きさが同じくらいで、年齢もそこまで離れていないから、比較されやすかった。
他にも、宇多田ヒカルさんは倉木麻衣さんと比較をされた事が多かったと思う。
浜崎あゆみさんは、後にヒットする倖田來未さんとの比較が多かったんじゃなかろうか。
皆さん、素晴らしい音楽ばかりで、比較されるのもある意味でレベルが高いからこそだと思う。
小林幸子VS美川憲一
紅白歌合戦でお馴染みの二人。
衣装対決で毎年盛り上がるのは、お茶の間のみんなが注目していた。
別に二人は、仲が悪かったわけじゃなく、仲が悪いように周りが演出していただけで、実際 、YouTube チャンネルなどでも共演しているし、すごくプラスの意味でのライバル。
きっと、どちらか片方だけが派手な衣装だったら、なんか派手な衣装着ている人がいるなあってだけだったかもしれないけど、二人いたからこそどっちの衣装の方がより派手なんだろうって比較ができた。
だからこそ、もっと派手な衣装を着ないと負けてしまうみたいな、ライバル心が周りからも生まれていたんじゃなかろうか。
ゆずvs19
90年代後半、ゆずと19は同じくらいの時期に大ブレイク。
フォークデュオで、しかも今までのフォークソングにはなかったような、ポップで若者を取り込むような音楽性だったからこそ、比べられたんだと思う。
現実的には、19が短い期間で解散し、音楽活動を停止してしまうから、ライバル関係と言われた時期は2年程度だったけど、その短い期間でも、どっちの方がいい曲なんだろう売れるんだろうって、比較しやすかったと思う。
ゆずvsコブクロ
19が解散した後の2000年代に、コブクロがメジャーデビューを果たし、その後、桜や蕾などで大ヒットを飛ばした。
最初こそコブクロの方が人気が小さかったものの、レコード大賞などを受賞し、ライブの動員数も同じくらいになってくると、ゆずとコブクロが同じくらいの人気を持ったフォークデュオとして、ライバル視されるようになった。
どちらの音楽もすごく元気づけられるようなポップな歌で、ゆずの方が良い明るい曲が多く、コブクロの方がより切ない曲が多いため、その味付けの違いで、同じくらいの人気になった。
ポケットビスケッツvsブラックビスケッツ
今まで上げてきたアーティストに比べると少し小規模かもしれないけど、この二組もライバル関係だった。
この二組に関しては、たまたまライバルになったわけではなく、必然的にライバルとして高め合う関係になるために、番組が作った存在。
ウッチャンナンチャンのウリナリで活躍した3人組。
後から出てきたブラックビスケッツは、そこまで人気が伸びないのかなと思ったが、結局タイミングって曲が大ヒット。
もしかしたら、ポケットビスケッツ以上の人気を博したんじゃないかってくらい、大きな人気になったな。
モーニング娘vsAKB48
全盛期の時代こそ違ったものの、大手女性アイドルユニットとして、この二組を比べた人は多かった。
ヒットしたのがモーニング娘の方が早かったから、おそらく初期の AKB 48は、モーニング娘ほど売れていないアイドルグループって扱いをされることもあった。
けど、徐々に人気を博し、指原莉乃さんがセンターになった位には、全盛期のモーニング娘と同じくらいの人気が出たと思う。
世代によって、ラブマシーンを聞いていたからモーニング娘の方がいいって人もいるだろうし、フォーチュンクッキーを聞いていたから AKB の方がいいって人もたくさんいると思う。
SMAPvs嵐
この二組も大ヒットした時代が違うから、直接的に比較されることは少なかったかもしれない。
けど、両方が5人組であるということと、どちらもジャニーズのトップクラスの人気であったということ。
国民を代表するアイドルといえば、という質問をされれば、この2組のどちらかをあげる人が大半じゃなかろうか。
個人的には、2000年代までは SMAP だったと思うし、2010年以降の活躍は嵐の方がすごかったと思っています。
作品
続いては作品のライバル関係。
ファイナルファンタジーvsドラゴンクエスト
どちらも1980年代の後半にリリースされ、徐々に人気を博していた RPG 。
ファイナルファンタジーもドラクエも、両方同じくらいやるって人もいたし、ドラクエをやり始めた人は、ドラクエしかやらないファイナルファンタジーは、全くやった事ないって人も結構いた。
僕はといえば、最初は FINAL FANTASY ばかりをやっていて、途中からドラクエもやるようにはなるんだけれども、そうなるまでは、めちゃめちゃファイナルファンタジーの方が好きだったし、ドラクエをある意味でライバル視していた。
売上的にも同じくらいの人気があったからこそライバル関係だったんだと思う。
マリオvsピカチュウ
任天堂を代表するキャラクターと言えば、圧倒的にマリオだったけど、ポケットモンスターがマリオを超えるような大ヒットを生んでからは、ピカチュウも同じくらい人気になった。
任天堂のキャラクターといえばとアンケートをとれば、マリオとピカチュウが人気を二分する。
僕はポケモン世代だから、ピカチュウの方が思い出があるけれど、マリオはもっと広い世代で愛されているし、ポケットモンスターは1000匹以上のキャラクターがいるから、ピカチュウが人気投票で1位になるわけでもない。
だから、トータル的にはマリアの方が人気なのかもしれない。
ガンダムvsエヴァンゲリオン
富野由悠季という天才と、庵野秀明という天才の2人が作り出した、ロボットコンテンツ。
ロボットアニメの金字塔をどちらも作った大ヒット作だ。
ロボットの王道を作り出したのはある意味でガンダムだと思うし、ロボットという概念をある意味で破壊した、変則的な作品を作ったのがエヴァンゲリオン。
個人的には先に親戚エヴァンゲリオンの方にはまったから、ガンダムが素晴らしいと思えるまでにちょっとだけ時間がかかった。
やっぱり、変にライバル視してしまうと、もう片方のコンテンツが好きになるまでにちょっと時間がかかったりするなあ 。
ドラゴンボールvsワンピース
90年代に大ヒットしたのは圧倒的にドラゴンボールだったし、2000年代以降圧倒的に大ヒットしたのはワンピースだった。
どちらも週刊少年ジャンプのナンバーワンヒット作であり、その時代を牽引したバトルアニメの象徴。
ドラゴンボールの方が、より最強とは何だろうと強さを感じる作品だったし、ワンピースの方がより色んな仲間を集めて戦う、仲間とはなんだろうという意識を感じられた。
より連載が長く続いているのは ONE PIECE だから、トータル的にはワンピース世代の人の方が多いのだろう。
花より男子vsNANA
少年漫画の最高峰が先の作品なら、少女漫画の2000年代の最高峰は、この二作。
どちらも90年代には存在していた作品だけど、大ヒットしたのはそれぞれ2000年代中盤。
花より男子は、松本潤くん主演のドラマになってから F 4という言葉が流行して、時代を作ったし、矢沢あいさんの NANA は、中島美嘉さんと宮崎あおいさん主演の映画になることで、旋風を吹き起こした。
どちらも女性だけでなく、男性の人気も大きく獲得し時代を作る、ビックコンテンツになった。
名探偵コナンvs金田一少年の事件簿
推理系漫画の二大巨頭といえば、この二つではなかろうか。
コナンはアニメや漫画だけでなく、毎年映画が大ヒットし、子供だけでなく大人も楽しめるコンテンツになっている。
一方、金田一少年の事件簿は、堂本剛くん主演のドラマになったのを皮切りに、何度もドラマでリメイクをされている。
古くは犬神家の一族として金田一耕助物語から始まっているから、金田一シリーズの歴史は来ないよりももっと長い。
どちらも推理サスペンスの王道として、長く君臨している作品だよね。
セーラームーンvsプリキュア
そこまで大きく時代が被っていないから、ライバル視されることは直接的には少なかった。
けれど、若年層の症状を取り込む美少女戦士の作品として、どちらも同じくらいの人気を博した。
僕は世代的に、子供の頃セーラームーンを見ていたから、圧倒的にセーラームーン派だけど、時代が違えば圧倒的にプリキュアの方が好きだったし、これはクオリティの差というよりも世代の差が大きい。
どちらも何度も別のシリーズとして毎年放送されていたから、ちょっと世代が違っても語り合えるよね。
仮面ライダー VS ウルトラマン
どちらも戦隊ものの作品の王道だから、丁度人気が二分していた。
戦隊モノが好きな人は、どちらも同じぐらいすきって人が多いんじゃなかろうか。
僕は個人的に、子供の頃仮面ライダーばかりを見ていたから、そっちに思い出があるけど、ウルトラマンだってバルタン星人やカネゴンのような、今でも覚えている好きな敵キャラがいるわけだし、どちらも甲乙つけがたい作品なんだろう。
スポーツ&競技
次は、スポーツや競技について。
貴乃花vs若乃花
相撲をやっていた二人の兄弟が、相撲界の頂点で対決をするというのは、すごく貴重なこと。
兄弟対決の先駆けとも言えるようなビックマッチだった。
トータル的なキャリアは、貴乃花関の方が大きかったとは思うけど、若の花もものすごく大きな結果を出した訳で、この二人は体格にも先生にも恵まれていた。
三浦知良vs中山雅史
サッカーのレジェンドといえばこの二人。
あだ名もキングカズと ゴン中山と、ちょうど呼びやすい名前だったし。
二人とも、攻めのフォワードポジションをやることが多かったから、得点を決めた時のあのリーダー感と言うか、ムードメーカー感というのはものすごかったと思う。
jリーグ発足当時は特に、この二人はまだまだ若者だったわけで、大きな人気が出るのも当然だった。
羽生善治vs藤井聡太
時代こそそこまで大きくかぶっていないものの、直接対決を何度も見ることができた二人。
藤井先生が出てきた時には、羽生先生はすでに全盛期とは読めなかったため、藤井先生の方が大きく勝ち越してはいるけど、全盛期の羽生善治先生だったらどうなったかわからないよな。
また将棋で言うならば 、最年少記録で比べられることも多く、圧倒的な実力を誇る藤井聡太先生が、いつも比べられるのが、羽生善治先生の最年少記録を超えられるかどうかというところ。
そんな記録という意味でも、二人はライバルとして比べられ続けるんだと思う。
亀田一家vs内藤大助
当時チャンピオンだった内藤大助選手に、亀田兄弟の次男、亀田大毅選手が挑んだ試合が大きく話題になった。
試合内容は内藤選手有利で、亀田大毅選手が大きな反則をしてしまったため問題になった。
そしてその敵討ちをとるように、数年後、亀田興毅選手が内藤大助選手に挑んだ試合。
結果的に亀田興毅選手が判定勝ち、亀田兄弟 VS 内藤大助選手は五分の戦績。
視聴率も40%近くを叩き出していたため、日本中を巻き込んだライバル関係だったと思う。
K-1vsPRIDE
当時大きな人気を博していた格闘技の二つの団体。
K 1は立ち技最強を決め、プライドは総合格闘技の no.1を決める大会。
ルールはかなり違うものの、どっちの方が強いんだという幻想があったと思う。
実際、 K 1の人気者ミルコクロコップ選手と、プライドの人気の日本人、桜庭和志選手の試合なども早期に組まれており、プライドのルールだったにも関わらずミルコクロコップ選手が勝つなど、正に人気を二分するようなプライドのルールだった。
他にも当時、 K 1の総合格闘技部門で優勝していた山本 KID 徳郁選手と、プライドのチャンピオンの五味隆典選手が戦ったらどっちの方が強いんだろうみたいな話もあり、結局それは実現しなかったけれど、ライバル関係と思われるのは自然だと思う。
プロ野球vsJリーグ
歴史は日本プロ野球の方が圧倒的に長いけど、90年代 jリーグが発足してからは、野球とサッカーという2大スポーツの象徴として、この二つのリーグが同じように注目されていた。
少年野球をやっている子たちは、プロ野球を応援することが多かったし、サッカーを習っている子達は、やっぱりプロサッカー選手の方に肩入れすることが多かった。
僕の周りでいえば、少年野球をやっている子はワールドカップが盛り上がる時、悔しそうな顔をしていて、俺ワールドカップ見ないって強がっていた子もいて、そういう子はきっと全国にたくさんいたんだろうな。
商品&ブランド
最後に、商品やブランドについて。
コカコーラvsペプシコーラ
コカコーラとペプシコーラって、ちょうど二分するぐらい、どちらも大きな人気がある。
特に子供時代はジュース大好きだから、コカコーラを買ってくれても嬉しいし、ペプシコーラを買ってもらっても嬉しかった。
コカコーラはほとんど味を変えず、一つの味で何十年も勝負し続けてるのに対し、ペプシコーラは頻繁に味を変え変化することを厭わない。
その姿勢の違いもまさにライバル関係としてふさわしいと思う。
ニンテンドー64vsプレイステーション
ファミコンやスーパーファミコンの時代までは、ひとつのハートで色んな会社がソフトを出していたけれど、それ以降はニンテンドー64とプレイステーションのように、ハード自体が変わるようになっていった。
任天堂の方がよりポップで子供向けな作品が多かったのに対し、ソニーのプレイステーションは、20代以上の大人でも楽しめるような、ちょっと大人びたコンテンツが多かった。
当時子どもだったし、そんなに大人の思考もあったわけじゃないから、 Nintendo 64の方が楽しかったけれど、僕と同じ年齢だったとしてもプレステの方が楽しいって人もたくさん居たし、結構精神年齢によって意見が分かれるんじゃないか。
ニコニコ動画vsYouTube
今でこそ、 YouTube が圧倒的な一強を占めているけど、2000年代中盤、ニコニコ動画がどんどん人気を博して行った頃は、 YouTube よりニコニコ動画の方が大好きって人も周りにたくさんいた。
同時ライブ配信ができるメジャーなサイトというのがほとんどなかったから、ニコニコ動画の一人勝ちのような感じだった。
その後、コンテンツの大きさという意味では、 YouTube の方がメジャーになっていくんだけど、一時期ライバルのように扱われていた時代はあった。
ナイキvsアディダス
スポーツ少年にとっては、どのスポーツブランドを使うかというのも、一つのステータスだった。
おそらく NIKE が一番の人気だったと思うけど、 adidas もそれに匹敵するぐらい人気だった。
ナイキの商品は値段が高いことが多いけど、アディダスは比較的安価な値段で買える商品もあるから、そこで差別化を図っていたのかなとも思う。
また、プーマやアシックスなどのブランドも追随しており、結構ライバル関係 は多かった。
WindowsvsMac
最初は Windows だけが存在していたけど、途中から Mac のパソコンも登場し、人気が二分した。
今でもトータル的なシェアは Windows の方が多いとは思うけれど、根強い Mac ユーザーは存在するから、やっぱりライバル関係にある。
またスマートフォンでは、アップルの iPhone が今も一番人気であり、スマートフォンにせよパソコンにせよ、やっぱり Apple はすごいんだなと感じます。
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